アダルトチャイルドのための幸せになる考え方
アダルトチャイルドの特徴についての幸せになる考え方
3.本当のことを言った方が楽なときでもウソをつく
たぶんウソをついた時には、ウソをつこうと意図して言ったのではないと思います。人との会話の中で思わず口をついて出てしまったのではないかと思います。そういうことはあると思います。自分を責めるのはよしましょう。それで落ち込むのはよしましょう。「またやっちゃった」と舌を出して終わりにしましょう。
もし、自分がウソをつこうとしているのに気づいた時には、黙っていましょう。できれば微笑んで。相手の話を聞くことを心がけてみましょう。
もし、しゃべり始めてからウソをついているのに気づいたら、「あ、ウソついちゃった」とか「ウソだよー」とか言えるといいですね。難しそうですか?
親しい友達にだったら、「私はついウソをついちゃうクセがある」と告白してしまいましょう。そして、次から思わずウソをついてしまった時には、「また、やっちゃった」と言ってしまおう。
こういうことができない場合(相手、状況、自分の心理状態など)もあります。そのときにはそのままでいいことにしましょう。「後で考えよう。今は今を大切にしよう」とその場で悩むのはよしましょう。
ひとりになった時に、思い出してみよう。
なぜウソをついたのか?
人によく思われたかったのか?
人に知られたくないことがあったのか?
とりあえず、その理由がわかったら、それでいいことにしましょう。
それだけで少しは変わると思います。
もし人を傷つけたり、迷惑をかけてしまった場合には、誠実に謝ってみたらどうでしょうか。「あんなこと言ってごめんなさい。(ひとこと謝りたくて)」一言でいいと思います。うまいいい訳などを考えるのはよしましょう。つい言ってしまったことです。直接言えなかったら、手紙やメールではどうでしょうか。
人に影響を与えない小さなウソなら気にするのはよしましょう。いっそのこと人を笑わせるくらいのウソがつけたらいいですね。
ウソをついてしまって悩むのはまじめな人です。そのまじめさを活かして、人にやさしい人になることを心がけてみてはいかがでしょうか。「幸せになる方法」の3番めの「人を幸せにする」などを参考にしてみてください。