親の幸せ?


 子供が親孝行してくれたら、親は幸せでしょう。
 親孝行してほしいのなら、やさしい子に育てるのがよさそうです。
 やさしい子に育てるにはどうしたらいいのでしょうか?

 けっこう難しそうです。
 成績のいい子に育てようと努力する親は多そうですが、やさしい子に育てようと努力を続ける親は少ないような気がします。
 やはり、やさしい家庭の中で育てるのがいいのではないでしょうか。
 何よりも親が見本を見せることが肝心だと思います。自然に親孝行をしている親の姿を見せることも大事でしょう。(「子育てについて」も参考になるかもしれません)

 「空の巣症候群」というのがあるそうです。手がかかった子供が成長して親の手元から離れていき、家に取り残された母親がなるそうです。
 一方、子供が巣立って子育てから開放されて羽をのばす母親もいます。
 子供の自立は喜ばしいことのはずです。また、自分の時間が持てて新しい事を始められると考えることもできます。
 子供が成長してから親の面倒をみたり親孝行をする動物は人間以外にいるのでしょうか。人間の親は幸せなのかもしれません。

 「子供は子どものうちに十分な親孝行をしている」というようなことを何かで読んだことがあります。子供は特に何もしなくても親をたくさん幸せにしているのだと思います。
 親にとって子供は「幸せにしたい人」です。子供を幸せにすることが自分の幸せだと思えるんじゃないでしょうか。(幸せになる方法・その4「人を幸せにする」)
 子供の存在が親の大きな幸せなんだと思います。

 また、親には子供以外にも自分の幸せがあるはずです。自分の幸せを考えることも大切です。子供が自立したら、子供の幸せを願いつつも自分の幸せのために生きたほうがいいと思います。
 自分が幸せでいて、子供が自分の力で幸せになるのを見守るというのが理想のような気がします。


   

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