意見が合わない


 親子で意見が合わないことは多いと思います。そのことでイライラしたり悩んだりつらい思いをしてしまうこともあると思います。
 親子でも「意見が合わないこともある」「意見が合わないことがあって当たり前」「意見が合わなくてもいい」と考えられると、少しはラクになれるのではないでしょうか。
 そういうことを「親と意見が合わない」にも書きました。

 意見が合わない時に、どう考え、相手との対応をどうしたら、あまり苦しまなくてすむかということが大事だと思います。

 まずは、「誰の問題か?(決定権は誰にあるのか?)」を認識することだと思います。自分に決定権がない場合には、説得できなければあきらめるしかありません。それはしかたがないのです。
 相手の問題は相手が決める。こちらの望みや意見は言ってもいいけど、それを強制させようとすれば相手は苦しみ、関係が悪くなり、自分もイヤな思いをするのではないでしょうか。
 「自分はこう思うけど、よく考えて自分で決めればいいよ」って言ってくれたらどんなにいいでしょうか。

 自分の問題は自分で決める。『くよくよしない考え方』には自分の望みを押し通す方法を書きました。人の意見はよく聞く、でも自分のことは自分で決める、その責任は自分が経験としてとるしかない。意見が違っても「議論も説得もしなくていい」ということです。

 1つの意見対立があるからといって関係を悪くしないことが大事だと思います。「それはそれ、これはこれ」として、そのこと以外ではふつうに接することができたら、と思います。


   

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