幸福になるとは?  「幸せオタクの幸福論」


 「“幸福になる”とは、“幸福に暮らせるようになる”こと

 「幸福になるためには?」と問われたら、何かを手に入れることを考えるのがふつうでしょう。
 出世・成功/いい仕事/いい人との出会い・恋愛・結婚・子供/夢や目標の達成/マイホームなどの物/お金・高収入/・・・など、幸福の対象を手にすれば幸福になれる、と。

 幸福の対象を手に入れるように努力することも幸福になる方法の一つです。
 でも、それだけでは自分が求める幸福の対象を得られない限りは幸福にはなれません。
 幸福に暮らす習慣がない人は、幸福の対象を手に入れても、幸福になれるのは一時的でしょう。

 “幸福になる”には、“一時的に幸福になる”と、“日常的に幸福になる”があります。
 日常的に幸福になるためには、幸福に暮らす習慣が必要なのではないでしょうか。
 幸福になるためには、幸福の対象を求める努力と、幸福に暮らせるようになる努力の、両方をするのがいいのでしょう。

 童話劇『青い鳥』(メーテルリンク)では、幸福の青い鳥を探し回ったチルチルとミチルの兄妹は、家に帰って部屋にあった鳥かごの中に“幸福の青い鳥”を見つけます。
 幸福をいちばん運んでくれる青い鳥は、外にではなく(自分の)中にいるのではないでしょうか。
 「幸福の青い鳥は、幸福に暮らす習慣」ではないかと思うのです。

   

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