意図的気分転換


 気分が悪くなったら、早めに気づいて、気分を変えるように心がける
 という意図的な気分転換の習慣をつくることが第一です。
 気分が悪い時間をいちばん少なくできるし、早いうちのほうが気分も変えやすいからです。

 そのためには、自分の気分(特に、悪い気分)に気づけることが必要です。それができるようになるには、「気分よく生活しよう」と、意識して心がけることだと思います。

 意図的気分転換の方法は、ちょっとしたことでいいのです。たとえば、
 深呼吸をするだけでも、少しは気分が落ちつきます。
 背伸びをしたり軽いストレッチをするだけでも、ちょっとは気分が変わります。
 お茶を飲む、トイレに行くなどでも、軽い気分転換になります。

 自分なりの得意な気分転換の方法をいつくかもつことができればいいでしょう。
 意図的気分転換のポイントは、すぐにできる簡単な方法で、少し気分をよくして、その時にやることに取り組むことです。
 いちいち時間がかかる気分転換をしなくてもいいのです。
 100%気分をよくしようなどと思わずに、少し気分をよくするだけでいいのです。
 小さな気分転換はあくまでも従で、主は今やる(べき)ことをどのようにできるかなのです。
 考え方を変えることも気分転換につながります。
 イヤ気もちになるようなこと(イヤな出来事やイヤな人のことなど)を考えるのはやめて、気分がよくなるようなこと(好きなものや好きな人のことなど)を考えるすればいいのです。
 自分の悪い気分に気づければ、イヤな気もちになる考え(不幸になる考え方)をストップし、少しでも気分をよくする考え(幸せになる考え方)を心がけることができます。

 また、「元気出して行こう」「(今やっていることを)愉しもう」「集中してやろう」「もうちょっと気ラクにやろう」「もっとやすらかに過ごそう」などと考えることで、意図的に気分を変えることができる場合もあるのではないでしょうか。
 何か心配がある時には「なるようになる」、不安になったら「大丈夫、大丈夫」とか、(心の中で)自分に言い聞かすことで少しは心が落ちつきます。
 できるだけ気分が悪いままで生活を続けないようにすることが大事です。
 そのためには、意図的な気分転換ができるようになれるといいでしょう。



   

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